「競輪ってなんとなく走ってるだけに見えるけど、ルールってあるの?」
そんな疑問を持ったあなたのために、競輪の基本ルールやレースの流れ、反則行為までをやさしく解説します!
■ 競輪の基本ルール
競輪は、自転車で決められた距離を走り、1〜3着の着順を競うレースです。
ただし、単純な“かけっこ”ではありません。以下のような独自ルールがあります。
ルール項目 | 内容 |
---|---|
出走人数 | 通常7~9人(GⅠは9人) |
周回数 | 基本6~7周(距離:約2,000m〜2,500m) |
バンク | 400m・333m・500mの競輪専用トラック |
自力・番手 | ラインを組んで、先頭を走る「自力」とその後ろの「番手」などの役割がある |
■ レースの流れ(ざっくり3ステップ)
① 誘導員が先導してスタート
レースはスタートから2,000mあたりまでは「誘導員」という選手が先頭を引っ張る形で進行。
この間に、各選手はポジション(並び)を調整します。
✅ この時間を「周回(ジャン前)」と呼び、レースの“仕掛け”を考える準備段階です。
② 「ジャン(鐘)」が鳴って勝負開始!
残り1周半くらいになると鐘(ジャン)が鳴り、誘導員が退避して本格的な勝負開始!
先行・捲り・追い込み…脚質を活かした攻防が始まります。
③ 最後の直線でゴール勝負!
直線では位置取り・風の影響・ラインの崩れなどが一気に勝負を左右します。
写真判定で1~3着が確定し、払い戻しへ。
■ よくある反則と失格行為
競輪には、公正なレースのために細かなルールとペナルティがあります。
反則内容 | 説明 |
---|---|
斜行 | 他選手の進路を妨害する走行 |
押圧 | 肘などで他選手を押しのける行為 |
外帯線(がいたいせん)踏み | 決められたコースの外に出ると失格対象 |
ゴール前落車 | 自己落車(自滅)でも妨害扱いなら失格に |
フライング | 発走合図より早く動いた場合など(まれ) |
✅ 反則があった場合は「失格・着外」になり、投票も不成立になることがあります。
■ まとめ:ルールを知ると競輪はもっと面白くなる!
ただ走っているように見えて、競輪は「駆け引き」「位置取り」「作戦」のスポーツ!
基本のルールと反則を知っておくだけで、レースの見え方が一気に深くなりますよ!
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