競輪のレースで使われている自転車、よく見てみると“ちょっと普通と違う”と思いませんか?
実は、競輪用の自転車には特別なルールと性能のこだわりがあるんです!
この記事では、**競輪のバイク(フレーム・パーツ)の特徴や「NJSマーク」**の意味について、初心者にもわかりやすく解説します。
■ 競輪用自転車の基本特徴
項目 | 内容 |
---|---|
ブレーキ | なし(危険防止のために手信号でスピード調整) |
変速機 | なし(ギア比は固定、選手が事前に選択) |
タイヤ | トラック専用の細くて軽いタイヤ |
重量 | 約7〜9kg(極限まで軽量化) |
素材 | クロモリ鋼など、剛性としなやかさの両立素材が多い |
→ 競輪は「完全なる人力勝負」なので、マシン性能は同条件で統一されています。
■ 「NJSマーク」ってなに?
競輪の自転車やパーツには、**「NJSマーク(日本自転車競技連盟認定)」**が付いています。
これは、公正な競技を守るために定められた厳格な規格を通過した証です。
✅ NJSマークがあるパーツ例
- フレーム
- ハンドル
- ホイール
- クランク
- サドル など
NJSの基準を満たさないパーツはレースで使用できません。
■ フレーム職人の存在もアツい!
競輪のフレームは、日本各地の熟練職人たちが手作りしていることでも有名です。
特に有名なフレームビルダーには、「3Rensho」「Makino」「Nagoya」「Kalavinka」などがあります。
→ 競輪ファンの間では、“フレームの銘柄”にこだわる人も多い!
■ 「市販のロードバイク」とはどう違うの?
項目 | 競輪バイク | ロードバイク |
---|---|---|
ブレーキ | なし | 前後あり |
変速 | 固定ギアのみ | 多段ギア |
用途 | トラック専用 | 公道・ツーリング向け |
操作性 | 単純・直感勝負 | 変速・登坂など多機能 |
✅ より“競技に集中できる構造”が競輪の醍醐味!
■ まとめ:競輪の自転車は、究極の“人力レーシングマシン”!
見た目はシンプルでも、競輪用バイクには精密な設計と職人技、そして選手の脚力に合わせた最適化が詰まっています。
次にレースを見るときは、「この選手、どこのフレームかな?」「ハンドルの形が違うぞ!」など、マシンにも注目してみてください!
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